肺水腫と睡眠薬

 今回はかなり限られたケースですが、高山病における一時的な睡眠障害についてまとめてみます。

 
 高山病という病気があります。主に登山につきまとう病名ですが、

酸素の薄い高所にいることによって様々な症状が現れます。

 頭痛、吐き気、胸の圧迫感などですが、酸素が薄いことによって一

時的ですが不眠に陥ることがあります。


 これは酸素の少ない場所にいることによて血中の酸素濃度が下が

り、これが脳の呼吸中枢を刺激し、酸素が少ないのに呼吸の回数が

増えます。

 
 この結果、呼吸中枢が抑制されて無呼吸が発生します。

このため、山の上のホテルなどでは、酸素マスクなどを用意して対応

しているそうです。


 この際に注意を要するのが、睡眠薬とアルコールです。

 眠れないのだから睡眠薬やアルコールで眠ってしまおうとなるのが

心理ですが、睡眠薬とアルコールは呼吸を抑制してしまいます。


 我々が日常生活で呼吸を抑制されても問題はありませんが、酸素の

薄い高所で呼吸を抑制された場合、脳の慢性状態が持続してしまい、

最悪の場合は脳梗塞になる場合もあると言われています。

 
 加えて、重症の高山病の肺水腫を招くことにもなりかねないです。

肺水腫とは酸素不足により、肺胞内部の圧力が高まります。

 
 本来ならば肺胞の毛細血管の収縮により必要以上の血液が流れ込ま

ないようにしますが、体質によってはこのプロセスが行わない場合が

あります。
 
 
 その結果、肺胞に大量の血液が流れ込んでしまい、意識障害などが

起こってしまうのです。


 対策としては、可能ならば速やかに下山する、酸素を吸入するなど

があります、予防が先行するのが望ましいでしょう。


 高所における睡眠薬、アルコール類には注意が必要になります。

 登山をする方は注意するようお願いします。



 
タグ:睡眠薬
posted by HARUKI at 23:48 | Comment(0) | 不眠症・種類と原因 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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