羊を数えて眠れるか?

 睡眠薬をどうやめればいいのか管理人が友人に相談した時、「羊を数えれば?」と言われ、「そんなんで眠れたら苦労しない!」というやりとりをしたことがあります。

 本当、羊を数えるぐらいで眠れたら苦労しないですよね。

 
 でもこれ、実は科学的な根拠があるらしいです。


 原理としては、「催眠術」です。

 催眠術には、催眠誘導というものがあります。

 意味としては、自律訓練法のページで紹介したような、「右腕が重

い」という具体的な言葉を唱え、リラックス状態へと誘導することで

す。

 催眠誘導の方法としては、音楽や効果音、暗示文を唱える、単調な刺激を与えるなどが挙げられます。

 「羊を数える」という行為は、この単調な刺激を与えるに該当するようです。


 経験された方も多いと思いますが、学生時代、先生の話し方が単調で特に興味も持てない内容だった場合、眠くなったと思います。

 あれも一種の催眠誘導です。

 加えて、単調な刺激や単調な作業が繰り返されているとき、脳はベータ波から、眠る前に出現するアルファー波に変わります。

 これは、心身を落ち着かせ、入眠しやすくするものです。

 授業中、眠くなるのは、こういう原理からです。

 
 さて、「羊を数える」という行為は、羊を数えるという単調な作業によってアルファー波を出し、心身をリラックスさせるという科学的事実にかなった行為のようです。

 「やってみたけど、眠れなかったぞ!」

 というお声が聞こえてきそうですし、管理人も眠れたためしがありません。

 羊を数えるのに神経が集中し、余計目が冴えました。

 それでも、アメリカで行われたこんな実験結果もあります。

 被験者を二つのグループに分け、一方は睡眠薬を使用するグループ、もう一方は「羊を数える」という行為が組み込まれた催眠誘導を行うグループ。
 
 睡眠薬を使ったグループは日が立つにつれ効果が薄れほとんどの者

が眠れなくなったが、催眠誘導を使ったグループは44%がそのまま

安眠を維持したというものです。


 ですから、まんざら効果がないものではないようです。
 
 ちなみに、どうして眠れない夜に羊を数えるのかというと諸説あり

ますが、一番に濃厚とされているのは、英語のSheep(羊)とSlee(眠

り)の発音が似ているという一種の言葉遊びだそうです。

 
 眠れない夜に、のどかな高原をとことこ歩く羊さんを想像してみるだけでも気持ちが落ち着くかもしれません。
タグ:睡眠薬
posted by HARUKI at 21:32 | Comment(0) | 睡眠薬・脱出法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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