バルビタールとベンゾジアゼピン

 睡眠薬と聞くと、どうしても怖いイメージがあります。「副作用」だったり「依存性」だったり、寿命が縮まるなど、本能的な恐怖を感じさせます。
 
 
 実際のところ、昔よりは格段に安全性は向上しました。

 
 ネガティブイメージばかりがつきまとう睡眠薬ですが、もちろん、
「恐れ」を持つことは付き合っていく上では非常に重要だと(管理人は)思います。

 また、すべての薬に言えることですが、体内に「異物」を入れていることに変わりはありません。
 
 不眠症を改善し、睡眠薬をやめることが健康にとって一番良いことは認識しておかなくてはいけません、多くの医師、書籍で強調されている事実です。

 このページでは、睡眠薬を大きく「2つ」に分けて、睡眠薬の実際をとらえていきたいと思います。

 
 【マイナスイメージを作った睡眠薬】

 
 そもそも、睡眠薬の強いマイナスイメージは、「バルビタール系睡眠薬」により作られたと言われています。この睡眠薬は、安全性の点から言えば「危険」な睡眠薬でした。

 20世紀の初頭に現れた、この「バルビタール系睡眠薬」は画期的とも言えるほど、睡眠効果が高いものでした。

 しかし、それと同時に問題点も多かったのです。

 服用しているうちに段々と効果がなくなり(耐性と言います)、効果を得るには用量を増やしていかなければなりませんでした。

 この「耐性」は治療薬としては問題となりますが、さらにもうひとつ、常用しているうちに「依存」が生じてくるというものでした。

 依存には、精神的依存、身体的依存があり、前者は薬がなくなると薬が欲しくて仕方ない状態で、薬がなくなるとパニック状態になります。
 喫煙者からタバコを取り上げるのを想像すれば、理解が早いでしょう。
 
 後者の身体的依存は、服用を突然中止すると、「禁断症状」が現れるのです。手が震えたり、強い不安に襲われたり、幻覚症状を起こすこともあったそうです。

 また「安全性」にも大きな問題がありました。バルビタール系睡眠薬は呼吸器系を強く抑制します。
 
 これは生命の危険に関わる問題でした。

 治療のための薬で死んでしまったら、本末転倒です。


(バルビタール系睡眠薬の副作用)

 この睡眠薬の副作用は、「耐性」「依存性」「安全上の問題」が挙げられます。

 

 【そして、現在は】

 現在は、このバルビタール系睡眠薬が処方されることはほとんどありません。

 重度の不眠症を患い、入院している一部の患者に処方しているといいう話を(管理人は)聞いたことがありますが、3年間の不眠症生活でお目にかかったことはありません。

 服用しているという方にお目にかかったこともございません。

 
 しかし、このバルビタール系睡眠薬の情報や、それにまつわるイメージが、そのまま現在の睡眠薬のイメージにつながり、結果、睡眠薬のマイナスイメージが形成されたと言われています。

 睡眠薬のマイナスイメージの根底にあるのは、このバルビタール系睡眠薬の歴史にあると言っては過言でしょうか。



 【現在、処方されている睡眠薬】

 現在、処方されている睡眠薬がベンゾジアゼピン系睡眠薬です。ベンゾジアゼピン系睡眠薬の特徴は、バルビタール系睡眠薬の副作用など問題にならないくらい安全性が高いことにあります。

 実際、管理人はほぼ3年間、このベンゾジアゼピン系睡眠薬を服用していましたが、確かに生活に支障をきたすことは一切ありませんでした(あくまで管理人の場合)。

 勿論、「耐性」もありますし、管理人も「精神的な依存性」については強く実感しました。
 
 相性の合う薬を見つけても、ある程度の期間が経てば効果がなくなって、他の睡眠薬に変えたり、「薬がないと眠れない」という不安に襲われたこともあります。

 実際のところ、ベンゾジアゼピン系には何の問題もないとまではいえませんが、バルビタールに比べれば、「比較的・安全性は高い」と一般的には言われています。


 
 【注意】

 ベンゾジアゼピン系は、(比較的)安全性は高いと強調するような表現をしましたが、ある程度の副作用を生じる可能性もないとは言い切れません。
 
 服用に際しては、必ず専門の医師とのご相談の上、用法用量を守って使用してください。
 
 
 

 
 

 
タグ:睡眠薬
posted by HARUKI at 11:39 | Comment(0) | 睡眠薬・種類と副作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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